投資スタイルによるメリットとデメリットを解説

お金にまつわる話

4つの投資スタイルの違いについて

まず初めに投資のスタイルって何なのかっていうことなんですが、これは売買を頻繁に繰り返して細かい利益を狙っていく短期投資のスタイルと長期間保有することで値上がり益や配当金やスワップポイントで利益を狙っていく長期投資のスタイルがあります。

また保有期間の長さでも投資スタイルの呼び名が変わってくるので下の図で説明したいと思います。大まかな違いが初心者にもわかれば幸いです。

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投資スタイルは大まかに4つに分類される

スキャルピングトレード(FXのみ)

特徴についてですが、まずはスキャルピングトレードについてです。

こちらはFXのみのトレードスタイルとなっており、数秒から長くても数十秒で利益を確定させて小さな利益を積み重ねていくスタイルです。

当然利益も小さいですから(一回の利益確定が0.1円~0.001円/専門用語でピップス略してピピ等とも言われる)、なので必然的にレバレッジを大きく掛けて一日に何度も取引しないといけない投資スタイルとなっています。

当然ながら一日に何度も取引しないと利益が出ませんので、必然的に画面への拘束時間は長くなります。

また刻一刻とリアルタイムでレートが変わっていきますので一瞬たりとも画面から目を離すことができない為、ポジションを持っている間はトイレや郵便配達荷物の受け取りなどは厳禁です。

主に専業トレーダーや海外業者を使っているトレーダーがこのような手法を取っている事が多いです。(僕も試した事があります。全然ダメでしたが)

スキャルピングの4つのメリット

  • 一日に何度も取引するのでトレードのレベルが非常に上達しやすい。
  • レバレッジを大きく掛けて予想が当たり続ければ資金を大きくできるのが最速。
  • いつでも利益を狙える(24時間)。
  • 保有してる期間が非常に短いために為替変動リスクに晒されにくい。

スキャルピングの5つのデメリット

  • 取引中は画面に集中しなければならず、トイレにも行けないため非常に疲れる。
  • ポジポジ病(常に取引していないと落ち着かない状態)にかかりやすい。
  • 瞬間的な判断能力が必要になるため上級者向き。
  • トレードが下手だと損切り貧乏になりやすい。
  • 手数料がかさむ。

デイトレード(株式・FX共通)

デイトレードとはその名の通りデイ(1日)内で取引を終えることをいうトレードスタイルを指します。

先述のスキャルピングとは違い、短くても数十分~数時間保有するため比較的余裕はあります。値幅もFXだと数銭~数十銭を狙いに行く感じです。

株式だと数円を狙いに行く感じでしょう。

こちらも1日以内で取引を完結できる為、為替変動のリスクに晒されにくいといった特徴があり、寝ている間に暴落が起こりあえなくロスカットの憂き目にあうなどといった事とは無縁で済みます。

会社員の副業トレーダーなどがこのスタイルが多く、会社から家に帰った後の数時間をトレードに充てるなど副業感覚でトレードできるのが強みです。

また取引画面のチェックも数時間に1回と画面への拘束時間も比較的短く済むという強みもあります。

デイトレードの4つのメリット

  • 比較的余裕をもってトレードに挑むことができる。
  • スキャルピングほどではないが為替変動リスクに晒されにくい。
  • トレード経験が比較的早く積める。
  • 少し大きめの値幅を狙っていくため利益もスキャルピングより大きい。

デイトレードの3つのデメリット

  • 勤務中はトレードできない為どうしても休憩時間や帰宅後にしかトレードできない。
  • トレード状況が気になる人もいる。
  • 回数を重ねるため手数料がかさむ。

 

スイングトレード(株式・FX共通)

スイングトレードとは数日~数週間かけて取引を行う中期投資スタイルです。

当然ながら為替変動リスクに晒されることが高くなるでしょう。

ただ狙う値幅はとても大きいため1回の取引で得られる利益は先の2つの投資スタイルとは天地ほどの差があるのは事実です。

数円の値幅を狙っていくスタイルなので、必然的に時間をかけてトレードしなくてはならない為、取引画面のチェックなど画面に拘束される時間はとても短いです。

取引のチェックも1日に1回ぐらいの頻度でいいので取引に気を奪われることが無いので、投資の初心者や兼業トレーダーにはこの取引方法を進めている書籍がとても多いです。

またFXではスワップポイントという利息も付くため、こちらを狙ってトレードするFXトレーダーもいる。スワップポイント狙いで取引を行う投資家はスワップ派もしくはスワッパーと呼ばれます。

スイングトレードの5つのメリット

  • 取引が少ないためトレードに気を奪われることが無い。
  • 1回の取引の利益が大きい。
  • FXであればスワップポイントが付いてくる。
  • 取引コストに悩まされることが無い。
  • 本業に集中できる。

スイングトレードの4つのデメリット

  • 取引回数が少ない為経験を積むのに時間がかかる。
  • 為替変動リスクをモロに食らう。
  • 大暴落になるとロスカットの恐れも。
  • 退屈である。

 

ポジショントレード(株式・FX共通)

ポジショントレードは短くて数か月、長くて数十年かけて利益を上げていくスタイルとなっています。

もちろん永久ホールドも視野に入れてきます。長期保有の代名詞ですね。

ここまでくると放置状態に近いものがありますし、当然ながら為替・価格変動リスクに一番晒されやすい投資スタイルとなっています。

この投資方法となると、FXだとスワップポイント、株式だと配当金による恩恵がとても大きくなります。

数十年かけてスワップポイントや配当金で利益を上げ続ける投資スタイルですので取引画面とはほぼ顔を合わすことはありません。せいぜい購入もしくは売却するときぐらいでしょう。

配当金再投資戦略など長期で投資するメリットは、配当金が株式の購入代金を回収し『恩株』となることです。

恩株とは株式の購入代金を回収しコスト0で手に入れた株式の事を指します。例えばですが株価に対し5%の配当金を得ることができたなら、100÷5=20となり、税金面や手数料を考慮しなければ株価の購入代金の回収に配当金で20年間保有し続ければ可能という事になります。

その後は購入代金を回収していますので実質コスト0の『恩株』です。保有し続けるだけで毎年お金を生み出す『打ち出の小槌』になります。

ポジショントレードの5つのメリット

  • トレード画面への拘束時間が一番少ない(購入/売却のみ)。
  • 配当金でコスト0になれば『恩株』になる。
  • 一番余裕のある投資スタイルでストレスになりにくい。
  • 取引コストに悩まされることは皆無。
  • 初心者でも恐らく一番勝てる取引方法。

ポジショントレードの4つのデメリット

  • ほとんどホールド状態なので暇になる。
  • 恩株になるまでに時間がかかる。
  • 取引経験があまり積めない。
  • 為替変動リスクが一番高い。

 

最後にオススメの取引方法

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4つの取引スタイルで最も初心者向きなのはどれ?

以上が取引スタイルの説明になります。

以前は僕もFXでスキャルピングをしていましたがとてもじゃないですが勝てません。まず的確な状況判断能力が必要になってきます。

スキャルピングは短期売買を繰り返すため必然的にゼロサムゲームになりやすく、初心者向きではありません。

それに引き換え長期投資は誰もがプラスサムゲームの恩恵を受け取ることができますので初心者はこちらをお勧めします。

取引も余裕があって楽ですし、心にもゆとりを持つことができます。

また長期投資は長く続ければ続けるほど、複利の恩恵を受けることが出来るために資産形成には最適です。ただし、株式に限った話でありFX はレバレッジを掛けるのが前提の取引なので資産形成には向きません。

サラリーマンである我々が取引に使える時間は帰宅後の数時間しかありません。

それにトレードに時間をかけてしまうと翌日にも響きます。

ですので兼業トレーダーを目指すのであればスイングトレード以上をお勧めしますが、何事も向き不向きがありますので一概には言えませんがスキャルピングやデイトレードが向いている人もいるでしょう。

そういう人はスキャルピングやデイトレードを極めればいいのです。

ではよい投資ライフを。今日はこれにて。さようなら!

FXはかなり難しいです。僕自身がFXで勝てませんでしたし、短期投資はゼロサムゲームと呼ばれ素人では勝てません。
プラスサムゲームで全員に恩恵がある長期投資が今の時代の最適解だと思います。